新幹線で上田駅へ。真田丸をイメージした真っ赤なローカル線にのり、日本最古の湯・別所温泉へ。ヤマトタケルが遠征した際に発見したという伝説をはじめ、日本一の強者・真田幸村、慈覚大師、木曾義仲など、さまざまな歴史上の人物とゆかりの深い温泉です。
約30分ほどで、別所温泉駅に到着。トタン屋根に一文字一文字立てた看板が、どこかレトロなおしゃれ☆
ゆるやかな坂をのぼっていくと、いくつものお宿、神社仏閣、お土産屋さんが並ぶ、昔ながらの温泉街が見えてきます。少し寂れた具合も、風格です☆
大河ドラマ「真田丸」も佳境ですね!真田幸村の伝説がのこる温泉をはじめ、数カ所の共同浴場を、一人でじっくり堪能してきました。地元にも愛され続ける、歴史ある温泉です☆
2016年11月06日
長野県(関東/中部)
新幹線で上田駅へ。真田丸をイメージした真っ赤なローカル線にのり、日本最古の湯・別所温泉へ。ヤマトタケルが遠征した際に発見したという伝説をはじめ、日本一の強者・真田幸村、慈覚大師、木曾義仲など、さまざまな歴史上の人物とゆかりの深い温泉です。
約30分ほどで、別所温泉駅に到着。トタン屋根に一文字一文字立てた看板が、どこかレトロなおしゃれ☆
ゆるやかな坂をのぼっていくと、いくつものお宿、神社仏閣、お土産屋さんが並ぶ、昔ながらの温泉街が見えてきます。少し寂れた具合も、風格です☆
池波正太郎の大河小説「真田太平記」に、登場する別所の湯。真田幸村は、石湯で、向井佐平次や女忍者お江と出会います。別所温泉の奥にある、比較的新しい風貌の共同湯です。
半地下にある脱衣所で服を脱ぎ、ゴツゴツとした石に囲まれた浴室へ。想像より、こじんまりとしていました。温泉は、無色透明の掛け流し。源泉は51度なので、お湯は熱めです。一人で長時間浸かっていると、あっという間にのぼせちゃいます。比較的、観光客の方が多い印象を受けました。
②慈覚大師の湯「大師湯」
平安時代、比叡山延暦寺の慈覚大師が、北向観音堂を建てるために訪れていた際、よく入浴していた温泉です。温泉街の中心に、飾らない堂々とした佇まいで建っています。
浴室内にもうもうと立ちこめる湯気に、温泉の熱を感じます!朝いちばんだからでしょうか、タイル風呂になみなみと注がれるお湯は、とても新鮮で気持ちがいい!寝起きの体に、熱いお湯はグッときますね☆
後から地元の方も入ってきて、「私は遠方から一人で嫁いで来たんだけれど、ここの温泉が好きなのよ〜」とお話ししてくださいました。地元の方に愛され続ける湯、いいですね☆
③足湯「ななくり」
安楽寺の八角三重塔をモチーフにした足湯です。地名の「七久里」だけでなく、今の苦しみが離れますようにという「七苦離」の意味もこめて、名付けられています。
ちょうど雨が降ってきてしまって…ぐんと気温が下がってきていましたが、足湯のおかげで、ずっとポカポカに過ごすことができました。一人で、物思いにふけるのもいいですね☆
日本一と言われた、武田軍の騎馬隊。信州は、名馬が育つ環境でした。今でも馬肉は、信州特有の食物。昔ながらの大衆食堂・日野出食堂さんで、馬肉うどんをいただきました。
濃いめ、甘辛く似た馬肉のやわらかさ!馬肉は固いイメージがあったので、驚きです。特別な調理法を用いているのだとか。別所温泉を訪れたら、ぜひご賞味あれ☆
真田幸村の父、昌幸によって建てられた上田城。二度に渡り、あの徳川軍を撃退したことで、名城とうたわれるようになりました。
真田神社をはじめ、城内のあちらこちらで六文銭を見ることができます。真田ファンにはたまりませんよ!歴史好きの私としても、一人、テンションあがっておりました(笑。
司馬遼太郎の「城塞」や池波正太郎の「真田太平記」など、歴史小説を片手に、縁の温泉巡りをするのも楽しいもの。歴史好き、お一人さま温泉好きは、ぜひ一度、別所温泉へ☆
【別所温泉 真田幸村隠し湯「石湯」】
● 営業時間6時〜22時
●定休日 第二・四火曜日
●料金 150円
【別所温泉 慈覚大師ゆかりの湯「大師湯」】
● 営業時間6時〜22時
●定休日 第一・三火曜日
●料金 150円
【別所温泉 足湯「ななくり」】
● 営業時間6時〜21時(3月〜10月)/9時〜18時(11月〜2月)
●定休日 なし
●料金 なし
【電車・バスアクセス】
①東京→(約1時間30分JR北陸新幹線)→②上田→(上田電鉄約30分)→③別所温泉駅→(徒歩15分)→温泉街