「夢幻の里 春夏秋冬」の温泉はすべて露天風呂、そして4つもの貸切露天風呂があります。建物から階段をひとつ降りると…
敷地には、溢れ帰るような緑と、キラキラ太陽の光を反射する川が流れています。
合間合間に、自慢の露天風呂が点在する様は、まさに温泉の里のようです。
娘さんがひとつひとつ回って紹介してくださったのですが、貸切露天の扉を開ける度に、「これはまだ序の口ですよ」と、どんどん先を急がれます。
ええ、この美しい白濁湯、もっと見たい、触りたい、浸かりたい〜という私の気持ちを後ろに…(苦笑。
奥へ奥へと突き進んでいかれる娘さん。
「はい、ここが一番人気です。ごゆっくり〜☆」と、案内してくださった露天風呂は最奥の「滝の湯」です。
脱衣所からチラチラ見える滝に、ドキドキが高まります。ちょっと待って、このロケーション、今までにない!?服を脱ぐのがもどかしい!
「ヤバっ!ヤバヤバっ!」と一人なのに、声がだだ漏れてしまいました!!(笑。でも、この景色を目にした人は、絶対に感動してしますはず!
白濁した単純硫黄泉の湯船のすぐ後ろは、絶えず落ちていく圧巻の滝。その距離は、湯に浸かると、しぶきを顔に感じるほどです。湯船の下は、サラサラと川が流れています。
かけ湯をし、湯に浸かる。熱いかな?と思ったけれど、ずっと浸かっていると、ほんのり額に汗をかいてくる心地よい湯温。
湯船のすみには、白濁の温泉成分がこってりと☆温泉好きにはたまらん濃さです。この湯の花がたっぷりと溶けこんでいるんですね。
貸切なので、もちろんずーっと一人。滝の音しか聞こえない静けさに、心が休まります。ロケーションに上がったテンションも、いつの間にかリラックスモード。
さすが、別府宿の女将がおすすめしてくださっただけありました。心底、脱帽の温泉です☆