徳川家御用達の温泉として、全国にその名が知れ渡たる熱海温泉。毎分18000ℓもの温泉が湧き、総源泉数は500本以上!まさに、衰え知らずの温泉ですよね。
懐かしい雰囲気の温泉街は、干物や海鮮系のお店がいっぱい。一人でお土産屋さんをフラフラ見ながら歩くのも、楽しい☆
絶景温泉に一泊もいいですが、思い立った日に、ふらっと熱〜い湯に浸かりにいく、ただそれだけの一人旅も乙なもの。正統派、熱海の湯を堪能してきました☆
2016年06月04日
静岡県(関東/中部)
徳川家御用達の温泉として、全国にその名が知れ渡たる熱海温泉。毎分18000ℓもの温泉が湧き、総源泉数は500本以上!まさに、衰え知らずの温泉ですよね。
懐かしい雰囲気の温泉街は、干物や海鮮系のお店がいっぱい。一人でお土産屋さんをフラフラ見ながら歩くのも、楽しい☆
宿泊もできる福島屋旅館ですが、今回は、立ち寄り温泉でおじゃましてきました。坂にあわせるように建てられた旅館の前には、アロエの花が咲いていて、目をひきました。ちょっと珍しいですよね。
外観はモルタルの建物ですが、中に入ると一気に昭和レトロ感満載の木造建築。玄関や階段は、昭和20年代に建てられた状態を、今も保っているそうです。
なかなか商売慣れした福島屋旅館のおじさんに(意外とメディアにも露出しているみたいです(笑)料金を払って、さあ、早速、浴室へ!
レトロな脱衣所で服を脱ぎ、浴室への戸をあけると、もわっした湯の熱気が顔面に迫ってきました。きたきたきた〜っという感じ、テンションが一気に上がります!
ぬる湯好き私ですが、たまにガツンとくる、「これぞ温泉!」というような、本格的な熱い湯に入りたくなります。そういう時は、この福島屋旅館の熱海温泉、間違いない!
濾過も循環も、塩素添加もない、完璧な源泉掛け流し。衰え知らずのパワフルな温泉が、体にタックルしてくる感じがたまりません!「熱っ〜…」って声に出しながら、手をぎゅって握りながら、入るのがいいんです。(先に入っていた、常連のおばあちゃんは、ちょうどよさそうでしたけど苦笑)。
小さいタイルで作られたモザイク技巧も、昭和レトロ感があって、かわいい☆浴室自体はけっこう広いのですが、隠れ家のようなうす暗さが、また味わい。
古い窓の隙間から、たまに外気が入りこむくらいで、基本、浴室は、ちょっとしたサウナのようにダラダラと汗をかきますよ。ゆえに、外に出たときの爽快感といったら!速攻、コンビニでサイダー買って…くうっ!体がなまってきたら、また来たい温泉です☆
今回のお一人さま温泉旅では、最初から、熱海で1位2位を争うラーメン屋「わんたんや」を狙っていきました。なので、開店30分前には、お店に着いていたのに…この長蛇の列!さすがに驚愕です。
並びますが、開店は割と早いです。もちろん、一番人気の「ワンタンメン」を注文。あっさりやさしい醤油スープと、ツルッとのどごしのよいワンタン。分厚くなく、薄くなく、丁度いい!何個でも食べちゃう!時間の許す際は、ぜひ足を運んでみてください。
もとは、海運王と呼ばれた内田信也や、東武鉄道社長、根津嘉一郎の別荘だったそうですが、旅館として生まれ変わり、多くの文豪たちに愛されてきた「起雲閣」。今は、熱海の指定有形文化財として、観光名所の一つとなっています。
熱海の三大別荘とも賞され、志賀直哉や谷崎潤一郎、山本有三など、文豪たちが投宿した部屋等、その足跡を見ることができました。本好きにはたまらない観光スポットです☆
熱い海と書いて、「熱海」。福田屋旅館の温泉は、文字通り、パワフルなお湯を、昭和レトロな風情の中で体感できました。地元の常連さんと観光の方が入れ替わり立ち替わり…お一人さま温泉しやすい雰囲気でした☆
●営業時間11時〜17時
●原則・年中無休
●料金 大人400円 小学生200円
●電話 0557−81−2105
【電車アクセス】
①東京→(東海道新幹線ひかり)→②熱海駅から徒歩13分③