東京から約1時間半。大分空港に降り立ち、高速バスにのって大分駅へ。さらに竹田市のコミュニティバスにのって、約2時間半(一日2本しかないありません!)。長湯温泉の観光協会前に。お一人さま温泉旅の中でも、なかなかハードな行程です(笑。
七里田温泉は、そこからタクシーで10分ほど進んだ、小川流れる山裾の風景にたっています。
長湯温泉も、ラムネの湯をはじめ炭酸泉として有名ですが、七里田温泉はそれ以上とうたわれていることもあり、駐車場には、観光客の車がひっきりなしに出たり入ったり。
炭酸泉にはいくつか入ってきましたが、「七里田温泉は日本一」という噂を聞き、いつか体感したいと思っていました。そして6月末、大分出張発生。満を持しての、一人温泉旅です!
2017年07月02日
大分県(四国/九州)
東京から約1時間半。大分空港に降り立ち、高速バスにのって大分駅へ。さらに竹田市のコミュニティバスにのって、約2時間半(一日2本しかないありません!)。長湯温泉の観光協会前に。お一人さま温泉旅の中でも、なかなかハードな行程です(笑。
七里田温泉は、そこからタクシーで10分ほど進んだ、小川流れる山裾の風景にたっています。
長湯温泉も、ラムネの湯をはじめ炭酸泉として有名ですが、七里田温泉はそれ以上とうたわれていることもあり、駐車場には、観光客の車がひっきりなしに出たり入ったり。
休憩所もある建物で受付をすませ(500円)、下湯の鍵をもらいます。
温和そうな女将さんによると、私がいった時には、すでに7名の方が入っていると!「小さな湯船だけど、臆さず、気にせず、入ってね〜」とおっしゃってくださいましたが、休憩所で少しタイミングをずらして、入ることに。
建物の外に出て、50mくらい、少し坂を下ったところに、下湯はあります。別名ラムネの湯。どれだけシュワシュワなんだろう。
簡素な建物の看板には、七里田温泉は、弥生時代から沸く温泉と書いてあります。弘法大使が発見した温泉や、秀吉が発見した温泉はよく聞きますが…弥生時代は初めて聞いたかも!
簡素な脱衣所で服を脱ぎ、いざ扉をあけると…
強烈な温泉成分の証拠となる、赤茶けた浴槽と床。鉄分とカルシウムを含んだ、炭酸水素塩泉です。
そして、目でみて分かるほどに、無色透明の湯の中で、小さな気泡が無数に浮かんでは、パチパチはじけているではありませんか!
かけ湯をし、そっと入浴。源泉温度は37度。初夏には、とっても気持ちがいい温度。加温も加水もしないから、入った瞬間、一気に全身に泡だらけ。
ぜんぜん熱くない温泉なのに、すぐに額にうっすら汗が…。自噴する炭酸温泉の効果により、血管が開いている証拠でしょうか。こんな体験は初めてです!
皮膚上に、どんどん溜まっていく泡を見るのも楽しいし、耳元でパチパチはじける音も心地よい。思わず目をつむって寝てしまいそう笑。
一方、高濃度な炭酸泉のため、二酸化酸素も同時に多く含んでおり、喚起は必須!(「危険な温泉ワースト3」に選ばれたこともあるそう)。念のため、しっかり喚起できているか、確認した方がいいかもしれませんね。
人気秘湯ということもあり、お一人の入浴時間は60分。気づいたら一人、独泉状態。しっかり堪能し、爽快な気分で、七里田温泉を後にしました☆
温泉後は、お腹が減ったので、長湯温泉にまで戻り、「天風庵」というお食事処に入りました。そこは、長湯温泉の中でも有名な、ガニ湯のまんま前!
カニを丸ごと揚げた天ぷらを、濃いめのうどん汁とあわせた「ガニ湯うどん」が名物。わかめたっぷり、海藻の塩気もあいまって…ちょっと海を連想させる味わいでした。
七里田温泉から、長湯温泉に戻る。芹川沿いにあるこちら、開放感が半端ないガニ湯も有名な炭酸温泉の一つです。無料の露天風呂で、一応、水着は着てもいいそうですが苦笑。
ただ今回、残念ながら雨量が多く、下に降りることさえできませんでした〜。また来る理由ができたと思って☆
ちょっと同様の泡づきは、他の温泉ではなかなか味わえないのではないでしょうか。帰ってきたばかりですが、今またもう、入りたい。毎日入浴できたら、頑固な肩こりも治りそう笑。やみつきにさせる泡心地でした☆
【七里田温泉「下湯」(共同湯)】
●営業時間(露天風呂)9時〜17時
●料金 大人500円
●定休日 火曜日
●住所 大分県竹田市久住町大字有氏七里田
●電話番号 0974-77-2686