お一人さま温泉旅

この熱さ、源泉礼賛。/長泉寺「薬師湯」 – お一人さま温泉旅

この熱さ、源泉礼賛。/長泉寺「薬師湯」

お寺の境内に沸いている珍しい温泉を発見。それがもう…人生でいちばんの激アツ温泉だった(これ以上、出てくるんだろうか!?)。薬師湯と根性比べに挑む様子をぜひご覧ください(笑。

2018年10月27日
大分県(四国/九州)

メイン温泉写真

今回の旅先

目の前の龍巻地獄から引き湯。地獄につかる長泉寺の温泉。

博多駅から特急ソニックに乗って約2時間。別府までいき、鈍行に乗換え、別府大学駅を降りる。そこからタクシーに乗って、別府市亀川野田にある長泉寺を目指しました。

やっていない可能性もあると思い、電話をしたら、優しそうな男性の声が。「私は今いないけれど、うちのものがいるから受付を尋ねてくださいね」と。おそらく住職さんだと思います。ホッとできるお声。

別府と言えば地獄巡り。その一つである龍巻地獄の前に、長泉寺があります。1044年から続く歴史あるお寺で、後冷泉天皇が湯治をしたことが発端だとか。決して大きくはありませんが、濃い色の緑の中にたくさんのお地蔵さまが並んだ様子は、お寺独特の穏やかな空気が流れ、落ち着いた気持ちになります。

境内の脇を抜けた先にある社務所の玄関で記帳、そしてお賽銭を入れます。お賽銭なので決まった額はありません。気持ちを添えたら、いざ温泉へ!

本日のお宿

105度の源泉、加水なし!実直すぎる激アツ霊泉「薬師湯」。

境内に白い壁の小屋があり、それが「薬師湯」の浴室です。窓が空いていたり、隙間から覗くこともできちゃうような手作り小屋(住職さんが手がけたそうです)。私の前にはすでに男性2名が入浴しており、「熱っ!熱い!」という声が何度も…!

浴室は貸切入れ替え制。ベンチに座って順番を待っている間、湯河原温泉のままねの湯を思い出しておりました。今までいちばん熱かった温泉。実温度46度、息が止まるほどの熱さ。それよりも熱いのかな、どうなのかな…。

男性2名と入れ替わりで小屋に入りました。

おお、なかなか野趣な雰囲気。気合いを入れて服を脱ぎ、掛け湯を試みようと温泉の温度を確かめると…

これは熱い!!!!!え、嘘でしょ、どうやって入るの?っていうくらい熱かった!!真っ裸のまま、フリーズしてしまうレベル。

なんと源泉は105度。それを一切加水することなく提供しているそう。激アツで有名な湯河原ままねの湯でも、加水できるようになっておりましたが、ここ長泉寺の薬師湯は写真のように桶に源泉をためて、冷まし、その湯で温度調節をするのみ。え…今桶に入っているお湯も、まだ熱いやん…!

なんとか桶で冷ましている薬師湯で掛け湯を達成。とはいえ浸かる勇気がなかなか沸きません。混浴でも「せっかく来たんだから!」と入るこの私が…。

そこからは薬師湯との戦いのような時間(笑。10分後くらいでしょうか、負けない!と覚悟を決めて浸かりました。そろそろ〜ではなく、ここは一気に!

1回目はアウト。2回目のトライで浸かることができました。10秒数える、その一瞬だけ。一切身動きせず、まるで狩りを恐れる小うさぎのよう。お湯はさっぱり肌触りのよい酸性だそうですが…正直、もう分からん(笑。

もう一度だけ10秒浸かって…本当はもっと湯質を楽しみたいけれど…と、名残惜しい気持ちで浴槽からあがりました。さすがに三度は無理だ〜

着替えていると、長泉寺のおばあさまが小屋の戸を叩いて、「大丈夫?」と声をかけてくださいました。30分くらい浴室にいたようで、どうやらそんな長く入る人はいないとのこと(苦笑。まさに薬師湯との死闘でした。

注目グルメ

別府の豚骨醤油ラーメン。温泉後にガツンと「ふらり」。

別府においても鉄輪温泉付近にできた、割と新しいラーメン屋さんです。高台にあり、駐車場からは鉄輪温泉の湯けむり状景まで楽しむことができます。

メニューはいくつかありますが、オススメは豚骨醤油ラーメンでしょうか。刺身や地獄蒸しなど、あっさり系の宿ごはんが続くと体が欲する、こってり感!「会いたかった〜」という味。お昼は列ができるほどの人気店です☆

まとめ

源泉礼賛。自分の限界を試す、根性比べの一面も(笑。

万病に効くと伝えられる長泉寺の薬師湯。それを一切加水することなく提供するこだわりは、霊験あらたかな源泉への礼参だと思いました。気持ちがいい、癒される、だけじゃない温泉の楽しみ方は、なかなか奥深いものがありました。

宿泊料金・アクセス方法

博多駅から2時間。別府北浜駅からタクシーで30分。

【長泉寺「薬師湯」】

●営業時間10時〜16時

●お賽銭

 

【電車・バスアクセス】

①博多→(特急ソニック約2時間)→②別府駅→(鈍行)→③別府大学駅→(タクシー約30分)→④長泉寺「薬師湯」

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