お一人さま温泉旅

ミルキーブルーの楽園。/明礬温泉「岡本屋」 – お一人さま温泉旅

ミルキーブルーの楽園。/明礬温泉「岡本屋」

人生初!青磁色の温泉に、一人旅してきました。大分県別府八湯の中でも、標高の高い場所にあり、薬効が強いことでも有名な明礬温泉です。この色合い、感動。写真画像じゃ伝えきれん(笑。

2017年07月21日
大分県(四国/九州)

メイン温泉写真

今回の旅先

江戸時代から、明礬の湯の花を咲かせる。「明礬温泉」。

大分空港から空港バスにのり、大分駅へ。JR日豊本線、もしくは特急ソニック号にのりかえ、約10分。日本一の源泉数を誇る、別府に到着。目的地の明礬温泉は、山を登った最も標高の高いところにあります。

明礬温泉岡本屋

明礬温泉岡本屋

その歴史は、名前の通り、明礬の製造業に由来するそうです。染色材、また止血剤や下痢止めとしての薬効も高く、江戸時代には幕府の専売品だったとか。

明礬温泉岡本屋

湯けむりが立ちのぼる景色の中を、バスでゆっくり登る。日本でも有数のコンクリートアーチ橋、別府明礬橋が見えてきたら、明礬温泉に到着です。降り立つと、すでに硫黄の香りが漂っています。

明礬温泉岡本屋

本日のお宿

ミルキーブルーの温泉を愛する、女将の気配り。「岡本屋」。

明礬温泉の看板入り口から、ほんの少し坂を登ったところ、立派なコンクリートアーチ橋を背負うように、「岡本屋」は建っています。明治から続く、まさに老舗旅館です。

明礬温泉岡本屋

明礬温泉岡本屋

光さすほの明るい玄関。窓越し明るい花。呼び鈴を押すと、明るい従業員の方の返事が聞こえ、見知らぬ土地に、少し緊張していた気持ちがゆるむ。

明礬温泉岡本屋

明礬温泉岡本屋

年季のはいったピカピカの階段をのぼり、お部屋へ。

明礬温泉岡本屋

明礬温泉岡本屋

「たまたま空いてたから〜」と、広いお部屋に通してくださいました。岡本屋さんは、お一人にもやさしい!うれしい!どのお部屋の窓からも別府明礬橋が見えるそう。なかなか圧巻な景色です。

明礬温泉岡本屋

明礬温泉岡本屋

温泉の紹介

色鮮やかな酸性湯が、肌にもたらすピーリング薬効。

夕飯前に、ひとっ風呂。階段を降りて脱衣所へ。

明礬温泉岡本屋

明礬温泉岡本屋

扉をあけると、二つの内風呂が出迎えてくれます。立派な檜風呂と、岩風呂です。

明礬温泉岡本屋

明礬温泉岡本屋

内湯はうすく青みがかった、半透明の単純酸性硫黄泉。酸性湯といっても、肌にピリピリするほど強烈ではありません。肌触りやわらかく、それでいて、全身の角質を落としてくれるピーリング効果があります。

明礬温泉岡本屋

「明礬温泉で角質を落として、鉄輪温泉で保湿するといい」と、女将さんが教えてくれました。自然のチカラって、本当に理に適っていますよね。

明礬温泉岡本屋

皮膚病にも薬効があるとのこと。化粧クリームになっており、じつは私も気に入って使っています(詳しくは後半で)。源泉掛け流しの温泉にずっと浸かっていると、ほんのり熱めの湯に汗が浮かんできます。大きく開いた窓からの空気が気持ちいい。さて、そろそろ露天風呂へ。

明礬温泉岡本屋

扉を開けて外へ。奥に別府明礬橋が見えます。石の階段を降りていくと…

明礬温泉岡本屋

明礬温泉岡本屋

お目当てのミルキーブルーの温泉!ネット上の写真とまったく同じ、ハッとするほど鮮やかで、神秘的。青みがかった乳白色の湯に、目も心を奪われます。ピンクの花とのコントラストも美しく、楽園と賞されてもおかしくない光景です。

明礬温泉岡本屋

外気に触れているためか、内湯よりぬるめ。心地よく浸かれる温度もまた、現世を忘れさせてくれる効果の一つに(笑)。

明礬温泉岡本屋

奥の方ではコポコポと、絶えず源泉が湧き続ける音が聞こえます。

明礬温泉岡本屋

タイミングよく、楽園を一人占めできたことも、運がよかった!あまりにも気に入ってしまって…じつはもう2回ほど、岡本屋さんに投宿しております(笑)。

明礬温泉岡本屋

お宿ごはん

別府明礬橋の夜景を見ながら、地産を味わうフルコース。

岡本屋さんを気に入っている、もう一つの理由は、夕食をカウンターでいただけること。大きな窓からは、立派な別府明礬橋と、遠くに別府湾が見えます。これはお一人さまにはうれしい配慮です☆

明礬温泉岡本屋

もちろんごはんも大満足な品々。何と言っても大分は食材の宝庫です。海鮮、お肉、野菜など、地産を一挙に集めて並べてくれたような、贅沢感があります。

明礬温泉岡本屋

明礬温泉岡本屋

もちろん名物の地獄蒸しや、地獄蒸しプリンもいただけました☆

明礬温泉岡本屋

明礬温泉岡本屋

中でもうれしかったのが、あまり日を開けずに、2度目の投宿をした際、女将さんが「似たようなメニューだとつまらないから」と、私だけ、メニューを変更してくださったんです。たった一人に、この対応!頭が下がります。

明礬温泉岡本屋

食後はお部屋で、のんびり珈琲をいただいて…。心地よ〜く夜が更けていきました。

明礬温泉岡本屋

注目グルメ

元祖地獄蒸しプリンに、たまごサンドイッチ。「岡本屋売店」。

湯の花小屋のすぐ近くに、岡本屋旅館が運営している売店があります。ここでは数々の、温泉蒸気を活かして作る一品を味わうことができます。

岡本屋売店

中でも有名なのは、地獄蒸しプリンですが、

岡本屋売店

個人的には、地獄蒸したまごサンドイッチがおすすめ☆これでもかっ!というほど、温泉卵をふんだんに使ったボリューミーなサンドイッチです。ぜひご賞味ください!

岡本屋売店

観光ポイント

まるで生き物。江戸時代から続く「湯の花小屋」。

岡本屋さんからさらに少し上に登ったところ。立ち上る湯煙と強烈な硫黄の香りに包まれた、明礬温泉の薬効高い湯の花をつくる、湯の花小屋を見学できます。重要無形民俗文化財として指定された、江戸時代から変わらぬ製造技術です。

明礬温泉湯の花

見てびっくりしましたが、本当に生き物のように、下から生えてくるんですね!キラキラ輝く結晶が、可愛らしく感じました。

明礬温泉湯の花

明礬温泉湯の花

観光ポイント2

明礬温泉の薬効をぎゅっと!「極みクリーム&極み石鹸」

岡本屋旅館さんでは、明礬温泉の薬効を自宅でも享受できるようにと、極みクリームと極み石鹸をつくっていらっしゃいます。実際に、アトピーが改善した方も多いとのこと、温泉の力は裏切らない!全身にも顔にも使えるということで、私は化粧水のあと、化粧クリームとして使っています。ベタベタせず、しっとり。毎日、明礬温泉の力を肌にこめています☆売店で購入できますよ。お土産にぜひ☆

明礬温泉「岡本屋旅館」

まとめ

楽園のごとき温泉景色に、うっとり☆

どこにでもある温泉景色とは違い、ハッとさせられる美しさがあります。その上、岡本屋さんは、お一人さまにもとってもやさしいお宿でした。温泉、ごはん、女将の気配り。3拍子そろった完璧なお宿。もうすでに行きたくなっております(笑。

宿泊料金・アクセス方法

1泊2食、約1.8万。都心から、飛行機、電車、バスで約3時間半。

明礬温泉「岡本屋旅館」

 

●住所 〒874-0843 大分県別府市明礬4組

●電話 0977-66-3228

 

【飛行機・電車・バスアクセス】

①東京→(飛行機約1時間45分)→②大分空港→(大分交通バス約50分)→③別府駅→(タクシー約20分)→④明礬温泉「岡本屋旅館」

関連記事

関連記事写真

マイナスイオンと湯の協奏曲。/堀田温泉「夢幻の里 春夏秋冬」

関連記事写真

ミルキーブルーの楽園。/明礬温泉「岡本屋」

関連記事写真

尋常じゃない泡づき。/七里田温泉「下湯(ラムネの湯)」

関連記事写真

しょっぱすぎる美人湯。/佐伯の海水風呂「塩湯」